医院名 |
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みさわの森クリニック |
院長 |
植西 利通 |
住所 |
〒039-2185 青森県上北郡おいらせ町上久保63-170 |
診療科目 |
心療内科・精神科 |
電話番号 |
0176-58-6800 |
うつ病では、身体・行動・感情において以下のような症状が現れることがあります。
うつ状態と躁状態を周期的に繰り返す病気です。
うつ状態は気持ちの落ち込みや意欲の低下などが見られます。
躁状態は口数が増えたり、一方的に話し続けたり、自信過剰・攻撃的になることがあります。
人前で話す、人前に出ることに対して過剰な不安を感じます。一見「性格」にも思えますが、不安が苦痛に変わり、会社の会議を休んだり、動悸や吐き気、めまいなどの症状で社会生活に支障をきたすことが多いです。
パニック障害とは、突然場所と時間を選ばずにパニック発作をともなって起きる、「死ぬのではないか」という恐怖状態です。特定の原因や体に悪いところがないにもかかわらず、このような状態に陥ってしまう病気です。100人に1人はパニック発作にかかったことがあるとも言われており、決して珍しい病気ではありません。
強迫性障害は、ある考え(家族の誰かが死ぬのではないか、自分の手が汚れているのではないかなど)が自分の意思に反して何度も頭に浮かび、払いのけることができなくなる強迫観念と、ある行為(手を何度も洗う、ガス栓や鍵を何度も確認するなど)をしないと気がすまなくなる強迫行為があらわれ、日常生活に支障をきたす病気です。強迫性障害は初期の段階で適切な治療を受けることが大切です。
統合失調症は幻聴や妄想(見張られている・後を付けられているといった妄想)など多彩な症状が現れる病気です。20代前後の比較的若い時期に発病することが多く、高齢になってから発症するケースは比較的少なくなっています。症状は急に現れることもあれば、時間をかけてゆっくりとあらわれることもあります。
過敏性腸症候群とは下痢や便秘などの便通異常をともなう腹痛や腹部不快感が慢性的に繰り返される病気です。通常の腹痛などとは違い、試験前や大事な会議などによるストレスが原因で起こる症状です。
更年期とは閉経を迎える前後10年程度(一般的には45歳~55歳)を指し、更年期障害は、更年期にあたる女性の2~3割がかかるといわれています。閉経に伴う女性ホルモンの減少が原因で、自律神経系の交感神経と副交感神経という脳のアクセルとブレーキの役割を担う機関が異常をきたし、さまざまな身体的・精神的変調を引き起こします。
自律神経失調症とは、非常に広い定義として使われる言葉で、うつ病や睡眠障害なども広い意味では自律神経のバランスが崩れたことが原因で起こる病気です。自律神経は内臓の機能やホルモン分泌などのすべての器官を調整する神経です。通常は自律神経を構成する交感神経と副交感神経という、車でいえばアクセルとブレーキのような役割をする神経がバランスを取ることによって、体の機能を一定に保っています。しかし、ストレスなどの刺激が長時間続くとその2つの神経のバランスが崩れ、自律神経失調症になってしまいます。
親からの虐待や、親がアルコール依存症などの何らかの問題のある家庭で育った結果、その体験が成人になっても心理的外傷(トラウマ)として残ってしまう病気です。アダルトチルドレンの人は、極端に非常識であったり、完璧主義であったり、対人関係が苦手であるといったことが原因で、日常生活に悪い影響を与えてしまいます。